すかるのBlog

好きなケインはコスギです

阪神11R 第82回 桜花賞 展望

26:30まで麻雀やってからの、眠い目こすりながら必死に頭働かせた予想載せておきます。
(騎手名の右に記載の記号/数字は左から「上昇度、コース適正、基本性能」)
上昇度は臨戦過程をA~Cで評価。賞金足らない馬と重賞勝ち馬だと、前走の重要度が違う。
前者よりも後者を高評価で付けた。コース適正は主に血統背景から。基本性能は能力を数値化。

1枠1番 ナムラクレア    浜中    A,A,89 荒れ馬場を外からジワジワのタイプ。
1枠2番 カフジテトラゴン  古川吉   B,C,75 ストームキャットの3×4。ダート血統
2枠3番 アルーリングウェイ 藤岡佑    C,A,89 スタートセンス良くスッと経済コース取れれば 
2枠4番 パーソナルハイ   吉田豊   B,A,80 赤松賞ナミュールと接戦も展開の助けあり
3枠5番 ピンハイ      高倉    B,B,88 全レース直線窮屈な中伸びる精神力を見せた
3枠6番 ウォーターナビレラ 武豊    A,A,92 操縦性高く安定。阪JFは完璧な展開。前走詰まる。
4枠7番 サブライムアンセム 岩田望   C,B,85 堅実さは魅力も能力足りず
4枠8番 スターズオンアース 川田    C,A,85 前走、前々走ともに不利あるも足りない
5枠9番 クロスマジェスティ 武藤    C,A,83 抜群のスタートセンスあるが能力劣る
5枠10番 ライラック     福永    B,B,86 これといった強みも弱みもなく狙いにくい
6枠11番 ラブリイユアアイズ 坂井    B,A,89 安定感あるが頭までは。休み明けもマイナス
6枠12番 ベルクレスタ    吉田隼   B,A,88 阪JFは出遅れが響いた。この人気なら狙いたい 
7枠13番 ラズベリームース  池添    B,C,85 追ってしぶとさあるが距離足りない印象
7枠14番 プレサージュリフト 戸崎圭   B,B,94 後方一気の一本足打法。展開向かないか
7枠15番 アネゴハダ     幸     C,B,83 前走は完璧に立ち回って3着。力足りない
8枠16番 サークルオブライフ Mデムーロ A,A,93 先行すると末が鈍るタイプ。展開向かないか
8枠17番 フォラブリューテ  ルメール  B,B,90 秘めたる能力高い。アルテミスはスタート不利
8枠18番 ナミュール     横山武   B,A,97 前走直線詰まるも関係なし。阪JFは出遅れ


本命はナミュール阪神ジュベナイルフィリーズの出遅れから追い込み馬のイメージが付いているかもしれないが、本来的には出たなりの競馬が出来る馬。行く馬がいなければ先行したっていい。阪神1600m外回りコースは大外枠が不利なのは当然のこと、更にインが伸びる今開催の阪神ともあって、枠については減点評価が必要なのは否めない。インに切れ込むように8番手前後を取るのが理想。この枠順のマイナスポイントを加味しても本命視は揺るがない。
前走は直線前が壁になる不利があったが、開いてからはいい脚を見せた。
スムーズさを欠きながら2歳チャンピオンらを撃破した脚力は世代最上位と見ていい。
2勝クラスの身だった為ある程度仕上げていたものと想像するが、それでも使った上積みは見込める。前がやり合う展開なら抑えていいし、流れない展開なら先団に取り付けてもいい。
絶対的な逃げ馬不在だが先行馬は多いメンバー構成、比較的タイムが出ている馬場状況を総合的に考えると、ペースは平均からややスローになると見る。馬群が団子になってしまうと、外枠の馬はかなり外を回る事になってしまうため、その意味でインに切り込む狙いで先行させる可能性は低くないのではと見ている。

軸に最適な対抗馬はウォーターナビレラ。前走チューリップ賞は着順程負けておらず(0.4秒差)、
5着に負けたことで人気を落とすなら旨味すらある。昨秋にファンタジーS(GⅢ)を勝っていたため前哨戦はデキ重視の仕上げではなく、今回最も上昇度の高い馬と言っていい。
前走は直線で前が詰まる不利があった。今回ペースが早くなる事は考えにくく、下げて包まれるリスクを考えれば積極的な競馬をしていくと見るのが妥当。操縦性が高く、鞍上が出していけばハナを叩けるような馬。番手ぐらいの競馬をして、直線は追い出しを極力我慢するような展開になるのが理想。ナミュールの猛追をハナ差凌ぐようなイメージで乗ってほしい。

穴馬は2頭指名。まずはベルクレスタ。
新馬戦で0.2秒差の2着に敗れた相手は重賞2勝馬で朝日杯FS2着のセリフォス。牡牝含め世代最上位クラスの相手に力を示した。難なく2戦目で勝ち上がり、迎えた初重賞アルテミスS。のちの2歳チャンピオンで、今回の桜花賞でも人気になっているサークルオブライフには敗れたものの、直線は早めに逃げ馬を捕まえにいく展開で、サークルオブライフの目標にされてしまった差と言っていい。着差は僅かで、この2頭に力差は感じない。
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向かえた大舞台阪神ジュベナイルフィリーズはサークルオブライフの0.6秒差6着。
前走で接戦を演じた馬に付けられた差としては決定的に見えるが、明確な敗因が2つある。
まずはスタート。ナミュールが大きく出遅れた陰に隠れているが、本馬も出遅れてしまった。
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それまでは先行するレースしかしてきておらず、大舞台で初の展開になってしまったのは痛かった。
また徐々に進出していったが馬群の外から押し上げていった事で、3角4角は大外を通らされてしまった。
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直線向いたところまでは突き抜けそうな雰囲気があったが、急坂あたりで失速した。
前走は意図的に差しを試した印象。道中で行きたがる面を見せていてスムーズさを欠いた。
直線も前がなかなかクリーンにならなかったが、追ってからはいい脚を見せた。
確かにこの馬がウォーターナビレラを交わしナミュールの猛追を凌ぐイメージは浮かびにくいが、8番人気(当日昼時点)で買えるなら積極的に狙いたい。

もう1頭の穴馬はピンハイ。プレサージュリフトと並びキャリア最少タイの3戦目でのGⅠ挑戦。
過去の全2走で直線窮屈な競馬を経験しており、どちらも怯まぬ精神面を見せたのは心強い。
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特に強調すべきは新馬戦で、僅かな隙間に突っ込んでいく闘争心を高く評価したい。
何度も触れているように、ペースは落ち付いて団子状態のヨーイドンになると予想しており、
このタイプの馬は混戦でこそ台頭する。頭まではイメージ沸かないが紐で面白い存在だ。

【買い目】
3連単 ⑱➡⑥⑫⑤➡⑥⑫⑤⑯⑭②⑰⑪③ (24通り)
    [想定オッズ 82.9~2861.3]
馬単  ⑫⑤➡⑱⑥⑫⑤ (6通り)
    [想定オッズ 145.6~835.6]

穴馬の激走に期待して、こういう買い方するのもありかも。(買わないけど)
3連複 ⑫⑤-⑱⑥-⑱⑥⑫⑤⑯⑭②⑰⑪③ (28通り)
    [想定オッズ 68.6~1567.2]