2020年度産 一口馬主 出資打ち止め
そのうちまた何か理由付けて出資しそうな気もするけど、
一先ず2020年度産(現2歳世代)の出資はこれでおしまい!
本日2022年1月29日(土)までに合計7頭出資しました。
【世代別】 2020年度産 5頭、2021年度産 2頭
【クラブ別】 広尾サラブレッド倶楽部 5頭、DMMバヌーシー 2頭
【性別別】 牡馬 5頭、牝馬 2頭
【毛色別】 鹿毛 3頭、栗毛 3頭、黒鹿毛 1頭
過去の記事で取り上げた馬もいるけれど、簡単に全馬おさらい。
今日はじめましての馬もいるから最後まで読んで下さいな。
エラクレーアの2020 牡馬 栗毛 DMM (美浦)木村哲也
半姉のフミバレンタイン(父カレンブラックヒル)がデビュー戦を見事勝利。現在は1勝クラスで好走中。
前走の菜の花賞(1勝クラス)は引っ掛かってしまっての2着。1600mのペースでは遅すぎる印象。血統的にも距離短縮でもっとやれそう。
https://www.youtube.com/watch?v=zCcfDrMhf-0
www.youtube.com
ネット上では木村哲也厩舎を嫌うコメントが目立つが、さほど問題ないと見ている。確かにレース出走は多いタイプではないが、丈夫な有力馬なら年間5~6レースは使う。本馬が力を付け、頑丈になれば良いだけである。
坂路をコンスタントに14秒台で駈けており順調そのものだ。
モルトフェリーチェの2020 牡馬 栗毛 DMM (美浦)大竹正博
半兄のケイティクレバー(父ハービンジャー)は今年8歳になる現役馬で、若駒S(OP)1着、すみれS(OP)2着や京都2歳S(G3)3着、入障後も新潟ジャンプS(J.G3)3着と活躍を見せている。
同じく半兄ポルーニン(父フレンチデピュティ)も2勝馬で、兄姉はこれまで4頭がデビューし、うち2頭が勝ち上がっている。
明け3歳の全兄ニシノアジーブ(父モーリス)が年明けゲート試験をパスした模様。同馬の活躍が本馬の期待値を上げる。是非活躍に期待だ。
ラズベリータイムの2020 牝馬 黒鹿毛 広尾 (栗東)田中克典
母馬はカーリアン肌にサンデーサイレンスのファーストクロップであるフジキセキを付けた3勝馬で、現役時代は芝ダート問わずマイル~中距離で堅実な走りを見せた。
ラズベリータイムの2020最大の魅力は全姉ミトノレインボー(父エイシンフラッシュ)が母馬同様3勝している点だ。
現役時代に18戦し、馬券になったのが8回(1着3回2着3回3着2回)で、このうち7回が芝1200m戦。
父父キングズベストは凱旋門馬アーバンシーの弟。父母ムーンレディは3歳時ドイツの年度代表馬に輝いたMonsunと類似血統(Konigsstuhl 31.25%、Surumu 25.00%、Monacensia 9.38%、Kaiserkrone/Kaiseradler 6.25%)で、配合的に短距離馬とは思えない。
広尾サラブレッド倶楽部の募集ページでもその事に触れており、血統構成的にはトーセンバジルに姿を重ねているよう。
トーセンバジルのように海外G1で好走するところまでは求めないので、まずは母や姉の勝ち星3つを目指してもらいたい。
エンパイアブルーの2020 牡馬 鹿毛 広尾 (美浦)高柳瑞樹
母馬は現役時代に2勝した。10戦して7回馬券圏内にった堅実なダート馬。エンパイアブルーの2020は母馬の初仔にあたる。
3代母モザーティアナはイギリス2000ギニーやアイリッシュダービー等を制したアイルランドの名馬エルグランセニョールの3/4同血統。その母(4代母)はSex Appeal。この牝系と言えば女傑アーモンドアイを輩出した名血。Sex Appeal×(ヌレイエフ)×(サンデーサイレンス)×(ロードカナロア)がアーモンドアイだ。
アーモンドアイは重厚な欧州血統肌にロードカナロアの素軽さ足したのに対し、本馬はマジェスティックウォリアーを交配している。
父マジェスティックウォリアー 母父エンパイアメーカーと言えば東海S(G2)勝ち馬エアアルマスが該当する。
マイル~中距離ぐらいのダートで活躍することを期待し出資した。
ミンティエアーの2020 牡馬 鹿毛 広尾 (栗東)須貝尚介
マジェスティックウォリアー産駒からもう1頭出資。
母馬ミンティエアーは新馬勝ちを含む2勝馬で、フローラS(G2)2着や優駿牝馬(G1)4着と早くから活躍出来るだけの成長力がある。
繁殖成績はデビュー6頭中、中央での勝ち上がり3頭と上々。現状の最高傑作は第5仔エルモンストロ(父ルーラーシップ)で、同馬は芝ダートで4勝した。新潟2歳S(G3)を0.6秒差6着、ユニコーンS(G3)を0.6秒差5着とオープンでも遜色ない力を見せている。エルモンストロは気性の荒さから去勢を余儀なくされたように、大成を阻んだ気性面がこのミンティエアーの2020にも遺伝していなければ良いなと願う。
一般的に空胎後の産駒の方が連続受胎より走ると言われており、母馬ミンティエアーは2019年空胎(リオンディーズ不受胎)だったのも良い。
BMSアグネスタキオンはフェブラリーS(G1)覇者ノンコノユメやかしわ記念(Jpn1)覇者ワイドファラオを輩出。当然本馬にもダート界でその名を轟かせてほしいと願う。
ここからは番外編
サンライズシェルの2021 牡馬 鹿毛 広尾 (栗東)清水久詞
2021年度産も2頭出資。せっかくなのでこの2頭にも触れる。
母サンライズシェルは現役牝馬最強クラス レイパパレの半姉。
トモ高ではあるものの1歳にして惚れ惚れする馬体をしており、当分満口にはならないであろう本馬へ思わず出資してしまった。
広尾サラブレッド倶楽部は新規入会者に対し4口まで出資金無料の特典がある。
www.hirootc.jp
この特典を使い15,000円の出資金が無料になるのが大きい。
本馬はヘニーヒューズ×(キンシャサノキセキ)で、これは全日本2歳優駿(指定G1)2着馬のドンフォルティスに類似する(ドンフォルティスはヘニーヒューズ×フジキセキ。キンシャサノキセキはフジキセキ産駒)。ダート短距離でコツコツ稼いでもらいたい。
サンドクイーンの2021 牝馬 栗毛 広尾 (栗東)松永幹夫
この馬も2021年度産。全7頭中、この馬が1番血統的な魅力を感じている。
なんといっても牝系は日本競馬を席巻するDream Deal系で、近親にトゥザヴィクトリーやトゥザグローリー、トゥザワールドやサイレントディール、デニムアンドルビーやフェアリーポルカ等、とにかく活躍馬を多数輩出している。
この優秀な一族に交配されたのはアメリカの年度代表馬ブリックスアンドモルタル。ダート主流のアメリカ競馬から出た芝の名馬で、現役時代にはBCターフやアーリントンミリオンなどG1 5勝、13戦11勝と時代を築いた。
2020年から社台スタリオンステーションで供用開始、初年度の種付け料は600万円。
www.youtube.com
出資したサンドクイーンの2021はブリックスアンドモルタルのセカンドクロップになる。産駒はデビュー前なので種牡馬としての能力は未知数ながら、逆にそこに魅力を感じてしまう。
今をときめくストームキャット系で、日本のスピード競馬にも順応できると考えられる。
日米の名家配合である本馬が2,800万円ならシンプルに安い。ファーストクロップが活躍すればブリックスアンドモルタルの種付け料は当然に高騰するため、もしかすると数年後こんな値段で出資出来なくなるかも。そんな期待が新種牡馬産駒にはある。
ラッキーライラックやレッドディザイアを育てた松永幹夫厩舎。
同厩舎の先輩活躍馬に姿を重ね、芝の中距離で力を発揮してほしい。
以上、出資馬7頭の紹介でした。
実際に出走したら公開出来る範囲で収支報告なんかもしていけたらなと思います。